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「熊本豪雨2020情報サイト」がリリース!!SUNABACO有志が中心になって制作・市議会議員も支援

SUNABACO卒業生の有志の呼びかけで制作された「熊本豪雨2020情報サイト」がリリース!!

 

降り続く雨。7/5の熊本豪雨では各地で浸水が多数発生。

八代市では、校区ごとの防災マップは浸水域、避難所などを網羅していた役所のWEBサイトが一時的にダウン。

市民からは、このような状況の中でも必要な情報が集約されたサイトがあれば、との声が…。

 

 

そんな中、SUNABACOを卒業したメンバーからなる「すなばこーず」のメンバーやSUNABACO YATSUSHIROにて「お天気防災講座」を配信している気象予報士・防災士の早田蛍さん、SUNABACOスタッフが中心となり始動、村山俊臣市議会議員のご支援も加わって、「熊本豪雨2020情報サイト」を立ち上げました。

 

 

「熊本豪雨2020情報サイト」のイメージ画像

 

yatsushirohelp.com

 

現時点では元々の八代市のホームページにあったハザードマップや、浸水予想マップ、避難所情報、トヨタ自動車が提供する、通れる道マップ、避難している情報や探している人などの情報をアップできる掲示板などを用意しています。

 

 

さっそくメディアにも取り上げられました!

 

この取り組みが本日、YAHOO!ニュースにも取り上げられました。

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/382722928d1c4f9bd33a6c03d9467d64b229575f

 

 

 

7/5の災害を受けて公開まで約2日というスピード制作。

今後も情報を追加しより便利に利用しやすく更新をしていく予定ではありますが、このような取り組みは、SUNABACOが奨めている、ITに明るい人やプログラミングができる人を育成し、従来の行政サービスだけでは解決できない街のさまざまな課題に対して、テクノロジーとマーケティングを活用して解決する市民レベルの取り組みをすることを目的とした、シビックテックイノベーションの好例となりました。

 

 

 

みなさまの拡散でより、必要な人へ必要な情報が届きますように…!

 

 

 


SUNABACOとは?

 

SUNABACOは、全く新しい価値を描こうとするすべての人のための遊び場です。情熱のままに作り上げた砂場の世界のように、あなたの描く未来をここでカタチにしましょう。多様性あふれるSUNABACOに集まった仲間たちが、きっと面白い”つけたし”をしてくれるはずです。ハナハナワークスの生み出すこの最高の遊び場は、ジャンルの垣根を越えたインクルーシブイノベーションを強力に後押しする補助動力として、あなたのチャレンジをサポートし続けます。

 

総務省ICT地域活性化大賞奨励賞2017を受賞したSUNABACOプログラミングスクールの情報はこちらから

 

ミライのつくり方〜SUNABACO TAKAMATSU講演会〜

SUNABACO TAKAMATSUで行われた「ミライの作り方」(ナカムラマコト × GOROman)の概要をまとめた記事です。2020年から、どんな未来が待ち受けているのか。ぜひ御覧ください。

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1、便利は麻薬

2、誰もがスタンド使いに

3、ミライを予想する

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1、便利は麻薬

人間は便利なものを体験すると、不便なものに戻れません。


例えば、洗濯機。今は全自動のドラム式です。

人間が洗濯槽から脱水槽に入れ直していた、ニ槽式洗濯機にはもう戻れません。


ツールはどんどん進化していて、過去のツールには戻れないのです。


ルンバもそうです。いまのルンバは自分で充電してくれますが、人間がバッテリーを装着して充電もしなくてはならないと、それだけで使わなくなります。


人間は一度便利を知ってしまうと、これまで便利だと思っていたものがストレスになります。


ほかにも、飛行機に乗って荷物で手が塞がっているときに、AirPodsProがあれば声でSiriにお願いをして、レンタカーの手配も目的地までの案内もずっと耳元でしてくれます。


これを一度体験すると戻れません。


便利は麻薬のようなもの。


便利さや快適さを体験する時は脳内麻薬が出ています。人間は一回それを体験してしまうともう一度それを求めるものなのです。

                                                                            

2、スタンド使いになる

ところで、インターネットが生まれてからこれまでに、さまざまなサービスが生まれてきました。


しかし、50年近くずっと囚われていることがあります。


それは、生まれるサービスがグラフィックユーザーインターフェイス(ユーザーが画面上のボタンや画像などを選択して操作していく仕組み)だということ。

これが2020年から大幅に変わると予想しています。


デジタル革命の中でイノベーションと言われるものは、インターネットを起源としたものでした。それが、インターネットが起源ではない新しいイノベーションが起こる可能性があるのです。


これまでは、ブラウザの画面やスマホを操作して、人間から働きかけてコンピュータを使っていました。これからは、様々なセンサーやAIの発達により、自分のことと周囲の状況を理解して、コンピューターから作用してくれる未来がやってきます。


つまり、誰もが自分を理解してくれる秘書を持てるということです。


それは、個人の性質や能力を拡張してくれるジョジョのスタンドのようなもの。


ベッドの中で、うとうとし始めたら自動で電気が消え、気分やシーンに合わせて耳元で音楽が流れる。旅先では自分の好きそうなメニューをレコメンドしてくれる。


そうなると私たちは、スマホのガラス面をこする必要がなくなります。大きくて重いデバイスを持ち歩く必要もなくなります。新しいスマホに変えるたびに学習することからも解放されます。


コンピューターを水や空気のように、誰もが意識せずに使える世界がやってくるのです。


                                                

3、ミライを予想する

当たり前にスマホを使い、様々なデバイスを使う中で、これは本当に便利なのか、どんなときにストレスを感じるのかということに目を向けると、それがビジネスにつながります。


今まで当たり前だったことをもう一度見直し、人がどのようなときに不便さ、面倒くささを感じるのか考え、それを解決することで新たな市場が開けるのです。


そのためには、まずは体験をすること。様々なデバイスに触れ、実際に使ってみないと良さも不便さもわかりません。


また、優れたアニメーションや映画を作っている人が描いている未来を見ることも未来の予想に有効です。そこにエンジニアの情報を重ねていくと、これが今の時代だとできそう、ということが分かるようになります。


特別すごい何かがあるから未来を予想できるのではなく、試して、体験して、情報を重ねていくことで見えてくることがあります。人間の生活そのものを変える未来は、もうすぐそこに広がっているのです。



クライエントの描くイメージ拾えてますか?

こんにちは、SUNABACOスタッフのよしながです。

例えばウェブサイトを作って欲しいという人と話し合いをするときに、相手の言いたいことがイマイチ掴めないことってありませんか。デザインに関する場合は切実です。「カッコよく」と言われてもカッコいいの基準は人によって異なります。デザインする側としてはクライエントの思い描くイメージを可能な限り拾い上げようとするのですが、相手も具体的に作りたいイメージがしっかり固まっていない場合が多いのが実情。一緒にクライエントの理想像を具体化、共有していく作業が必要になります。

ムードボード

「cool」をテーマにしたムードボード

そのために便利なのがムードボード。知り合いのデザイナーさんが使ってるのを見て僕も利用するようになりました。「あなたの言いたいのはこんな感じ?」と思われる様々な画像をボードにペタペタと貼り付けるだけ。写真、イラスト、ロゴ、デッサン、自然、風景、街並み、なんでもいいです。ネット上にある画像をコピペしても構いませんし、紙と糊でボードに実際に貼り付けてもOK。例えば「クール」と言っても”モノトーンの落ち着いた感じ” と捉えることもあれば、”流行最先端の尖った感じ” と考えることもあります。両方をひとつのボードに貼り付けてもいいですが、別々に制作して「どっちのクールですか?」と選んでもらうことできます。ビジュアル化することでクライエントも自分のイメージを明確化できますし、デザインの方向性も決まります。

ヒアリングシート

クライエントの要望が漠然としている場合、ヒアリングシートを使うのも手です。こちらである程度の選択肢を用意してあげて情報を絞り込む方法です。サイトの色、デザインのテイスト、好きなウェブサイト、フォント、etc…、細かく聞き取ります。ヒアリングする内容は「デザイン ヒアリングシート」で検索すると出てきますのでそれを利用してもいいですし、自分なりに改良を加えてもいいでしょう。ただしこれで得られるものでも充分ではありません。さらに話し合いを進めイメージをはっきりさせる必要があります。この情報を元にムードボードを制作してもいいでしょう。

学生時代に「デザインとはビジュアルコミュニケーション」だと先生が言っていました。クライエントが伝えたいことを色やカタチで表現することだと。「クライエントが伝えたいこと」を導き出す手段として今回の方法をぜひ試してみてください。