Zen for StartUp 〜今、ここに集中する〜

 大人気のトークイベント「Zen for StartUp」がSUNABACO EBETSUで開催されました。

 スピーカーはSUNABACO代表のナカムラマコト、後半はゲストスピーカーに道弘寺の栗原氏を招いて、起業の時に現れる様々な困難、それに立ち向かうメンタルの強さ、そして、自分の精神を安定させ冷静な判断をするためのヒントについて話していただきました。

 ポイントとなることをまとめましたので、参加したけれどもう一度復習したい方も、参加できなかったという方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

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1、「努力は実る」はウソ
2、「今、ここ」
3、ニュートラルな状態を維持する

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1、「努力は実る」はウソ

 「頑張ればなんとかなる」「努力すれば報われる」という言葉をよく聞くが、これは正しくはない。ただ努力しているだけでは、その努力は実らない。有益な努力をしていないと意味がないのだ。

 しかし、ついつい私たちは「私はこんなに頑張ってるのに」と思ってしまう。

 また、「この方法はよくないよ」「もっとこうした方がよいと思うよ」という指摘やアドバイスを受け入れることができない。

 なぜなら感情がジャマをするから。

 人間は自分のダメさを認めることが苦手な部分があり、「恥ずかしい」「能力がないと自分で認めるのはイヤだ」という感情が、自分をアップデートする機会を阻害してしまう。さらに、感情が先走ると言い訳をしてしまう。

 だからまずは、ほんの少し他人の目で、高いところから俯瞰するように自分を見ること。そして「これは有益な努力か?」「この指摘は何を言わんとしているのか」ということを感情を排除した状態でいったん受け止めて、判断すること。

 そうすることで「自分の努力は有益か」「この人が言っていることはメリットがあるか」を好き嫌いではなく、冷静に取捨選択できるようになる。

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2、「今、ここ」

 では、どうしたら感情を排除することができるのだろうか。

 それには「我」を捨て、「今、ここ」に集中すること。

 「私の方が正しい」「私の方ができる」という「私が!」「私が!」という我を通して世の中と接していくと、周囲と軋轢(あつれき)が生まれるのは経験から誰もがなんとなく感じていることだ。

 また「我」があると「周囲からこう見られているかも…」という余計な考えが生まれ、新しい一歩を踏み出すための判断や行動を遅らせてしまう。

 だからまずはこの「我」を捨てるよう心がける。

 そして、「過去を憂いて未来を心配する」というようなことをしない。

 「あの時うまくいかなかったから、今度もうまくいかないかも」と思うことがあっても、人間はらせん状に成長している。過去と同じように見える景色でも本当は一段高いところから景色を見ている。

 しかし、「今ここ」を見ずに過去に囚われていると、過去にはいなかった自分を支えてくれる存在や、自分が身につけたスキルなど、今の状況や変化をピックアップして考えることができなくなってしまう。

 囚われていることがあればあるほど、目の前にあることが見えなくなる。

 こだわりや執着を手放し、「今ここ」に集中する。

 自分がニュートラルな状態でいることが、最も力を発揮できるのだ。

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3、ニュートラルな状態を維持する

 しかし、そもそもニュートラルな状態を作ることができないと感じる人も多い。

 それにはまず「形」を学んで行動にうつすこと。ロジックだけでは「自分をニュートラルにすること」は身につけにくいが、形を真似していくこと(行動すること)でだんだん心が追いついてくる。

 勉強はすればするほど知識が増え、判断の要素を増やせるが、「こうあるべき」という囚われの要素も増えてしまう。先入観は「我」。これは物事の本質を見えなくしてしまう。

 そこで、ロジックだけではなく、行動をすることでその囚われを外していくことが必要になる。行動をすることで見えてくるものがあるからだ。

 禅でも、与えられた空間で徹底的に作法を身につける。最初は全くできないことでも、見よう見まねで真似していくうちに、だんだん「様」になってくる。

 そしてその形を追い続けると、やっていることの意味を考えはじめ、次第にその意味がわかるようになってくる。

 こうしてロジックと行動とを半々で進めていくことで、徐々に心が追いついてくる。そうすると囚われることなく、自分が快適な状態、良い状態を少しずつ維持できるようになってくる。

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 有益な努力をしているか自分の心を常に見張り、できる限りニュートラルな状態でいられるよう、自分の状態を認知していけるように、焦らずにひとつひとつ前に進んでいきたいですね。

 以上、トークイベントの概要でした!参加されたみなさん、読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

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